こんにちは。禅聴者冨ヶ原です。
日中の暑さはまだまだ厳しいですが、朝晩は過ごしやすくなってきましたね。
秋が来るのもあっという間です。
さて、今回はある経営者のお悩みを取り上げてみようと思います。
なぜなら、このお悩みはあらゆる人間関係に関連するからです。
「なかなか社員が思うように成長してくれない」
そんなお悩みを伺い、経営者並びに社員とセッションを繰り返し職場環境など見てきました。
そんな中でこう思いました。
「そりゃそうだ」
先ず第一に、経営者と社員の信頼関係ができていない。更に言うとコミュニケーションが全くというほど
取れていないのです。
コミュニケーションは受けてありきというのをご存じではなかったのです。
その他にも、社員の声を聴かない。
社員は経営者に幾度となく伝えようと声を上げてきた。しかしそれに対して何一つ動くことをせず
ほっときっぱなしでした。
そして、ご自身の大切な大切な社員に対し、感謝の言葉がないどころかネガティブな発言しか言わない。
どうでしょう、この状況で社員はがんばろう!と思えるのでしょうか?
ここでがんばって成長したい!と思えるのでしょうか?
教育環境も整っていない状況下で胸に希望を膨らませて入社してきたダイヤの原石が、磨かれることが
無い状態なのです。
その状況を作っているのはまさに経営者なのです。
社員が重大なミスをしてしまったら叱ります。
社員が成果を上げたら褒めます。
けれども、このどちらもあなたと相手の信頼関係が構築されていなければ
相手は叱られたら反発する思いがこみ上げ、褒められたら疑う気持ちが出るでしょう。
どちらにしてもモチベーションアップにはならないのです。
社員を信頼していない経営者が、社員の成長を望むことは絵に描いた餅なのです。
これは社内に限ったことではありません。
あらゆる人間関係に関係することなのです。
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