【禅聴者ブログ】組織内のコミュニケーション

こんにちは。聴く専門家禅聴者です。

 

経営者の方とお話をしていると、大抵の方は社内コミュニケーションは取れている。

と、即答で答えられます。

 

本当にそうでしょうか?

 

もちろん、コミュニケーションの度合いも様々ではあるので、その会社での

社内コミュニケーションとしてしっかり取れているという会社もあることでしょう。

 

しかし実際は、

「うちはコミュニケーションが取れているよ!」

という経営者のお話を深堀して聴いていくとこの状態のことが多いのです。

 

 

・ミドルリーダーに任せっきり。(ミドルリーダーが社員とのコミュニケーションをしっかり取っているという過信)

・経営者は自分の話やすい部下としか多くのコミュニケーションを取っていない。(耳が痛い意見を言う部下に対し苦手意識を持ち避ける傾向)

 

 

実際、中まで入ってミドルリーダーや社員の話を聴いていくとミドルリーダーの心的不安材料の一つとして

チーム内のコミュニケーションの難しさを抱えている。

 

社員を集め経営者が同席している中、第3者の私から様々な質問をしていくと、普段言えないことがどんどん出てくる。

業務においては然り社内においても改善すべき点が多々出てくるのです。

 

それらを聞いていた経営者からは、

「こんなにも社員から様々な意見が出てくるとは思わなかった。」という言葉が出るのです。

 

それもそうです。

社員は「こんな意見を言って良いものなのか」「社長や上司は忙しそうにしているから話す機会がない」

「言ってもどうせ変わらないだろう」そんな風に思っているのです。

 

言わずとも、お客様と一番近くで接しているのは社員です。

 

お客様が何を望んでいるか。お客様の状態や環境はどうなのか。お客様はどのような事に価値を感じるのか。

それらを聴いて肌で感じ取るのは社員ひとり一人なのです。

 

その彼ら彼女らの声をしっかり吸い上げ聴く耳を持たなければ、ビジネスチャンスを逃すことも大袈裟ではないのです。

 

また、社員ひとり一人の持っている個性や強みも知っていることで新たな商品やサービスを作り出すことも出来るのです。そして、適材適所で生産性のアップにも繋がるのです。

 

ぜひ、社内コミュニケーションを今一度見つめなおしてはいかがでしょうか。

 

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