聴く専門家 禅聴者冨ケ原です。
心の在り方によって自分自身をはじめ、ヒト、モノ、コトに対して捉え方が変わってきます。
人は個体のいきものです。生きてきた環境も違えば経験してきたことも違います。
ですからひとつのものに対して考え方も、感じ方も、表現の仕方もみな違って当たり前なのです。
自分が当たり前だと思っていることでも相手にとっては当たり前ではないこともあります。
例えば、相手の行動や言動に理解ができず、ついイライラしたり腹が立ったり、落ち込んだりしてしまうことがありますよね?
この心境は「なぜそうなの?」と理解ができないからだと思います。
そこで、一旦考えて見て下さい。
その「なぜ」はどの視点から来るものなのでしょうか。自分の経験からなのでしょうか。親からの教えなのでしょうか。もしかしたら誰かの意見に合わせているのでしょうか。
全てはあなたの知っている範囲、要は経験の範囲内の価値観から来ていることだと思います。
言うまでもなく、自分の経験なんてこの世の中に比べたらとっても小さい範囲です。
ですから、理解し難いと思える相手の持っている経験は自分の知らない経験でもあるのです。
先ずはそこを理解した上で捉えてみるのはいかがでしょうか。
自分の価値観でヒト、モノ、コトを瞬時に捉えるのではなく、「なぜ」と感じることがあったら自分の価値観ではなく相手の価値観に合わせてみて、その中で改めて「なぜ」を感じてみてはいかがでしょう。
きっと、その時はイライラや怒りなどはなく相手をもっと理解しようとする気持ち、そして相手の考えを受け入れられる心の隙間が生まれていると思います。
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