聴く専門家 禅聴者冨ケ原です。
聴き力の一方で話すことの大切さをご存知ですか？
聴くことと話すことは表裏一体で大切な事です。
話すことの大切さの理由の一つとして、頭と心の整理がつき良い状態になります。
例えば、自分の夢を友人に語っているときに、ふと新しい考えが浮かんだりした
ことはないです か？ 言葉で発していると、今まで気づかなかったことに気づいたり、
かたやジレンマやフラストレーシ ョンが落ち着いたりもします。
それは頭と心が話しているうちに整理されていくからです。
整理された頭と心の状態になると、新たな発想が浮かびやすくなり、また心の状態が
良くなること でポジティブな状態になります。
二つ目の理由として、話すことで自分自身を振り返ることができます。
要は自己理解を深めることができるということです。
古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスの言葉に 「自分自身を知ることは、
全ての知恵の始まり」という言葉があります。 自分の人生は自分の思考、思想、価値観、
習慣などを反映し人生の軌道となって作られています。
自分を知るということは、自分の人生をより良くするための知恵(アイデア)が正確に生まれ
自分の 条件で人生を送ることができるのです。 ですので自己理解をされていると人と、
されていない人とは大きく変わってきます。
わたしはあえて知恵を智慧という仏教用語に変えています。
これは自身の全ての物事の背景にあるものを見極めることで更に真相を知ることができる
からです。
より良い人生を送る上でも、これからの社会で自己を活かすにも自己理解がとても重要に
なります。
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